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予言


 三.予言について

 皆さん、どうでしょうか。エドガーやノストラダムスの不思議な話を読んでいただけましたか。このような予言者は何故存在したのでしょうか。
 彼らが嘘つきやでたらめばかり言っていたのではないことは、その予言があまりにも正確に的中していることからわかります。エドガーにしては、リーディングのとおり治療をしてみると難病が実際にことごとく全快したのです。この事実は揺るぎないものです。そして、百年前だけではなく、現在においても同じ様な病気の人には同じ様な効果を発揮しています。
 また、ノストラダムスの予言にしても、500年も前に二十世紀のナチスドイツの台頭やサリドマイド児の出現を予言しているのです。これらが偶然と言うにはあまりにも正確すぎます。また生前のアンリ二世の死の予言は二つの傷で死ぬことまで、またそれが十年以内であることまでピッタリだったのです。これらが果たして偶然と片づける事ができるでしょうか。
 もちろん、予言者がすべてそうではなく、いい加減なことを言って世の中を騒がせる人が後を絶たないこともわかっています。でも、そんな人達ばかりではなく、少なくともここで挙げた二人と聖書の巻末に収められている黙示録を書いたヨハネは間違いなく、本物の予言者です。
 こうした本物の予言は何故存在するのでしょうか。どうして未来のことがわかるのでしょうか。
 予言とは、未来の事柄を言い当てる事であり、これは普通、現在にしか生きる事ができない一般の人々には絶対に不可能な事であるからです。もちろん、経験的なあるいは直感的な予想は可能ですが、これらは個人的な予想に過ぎませんから、当たる確率など半分にも満たないのが普通です。
 しかし、霊能者になると、こうした常識が当てはまらなくなる場合があるのです。なぜなら、彼らはこの世ならざる世界、霊の世界との交流が出きる能力を持っているからです。この世の世界には現在しかありません。人々が生きている、認識している時点は何月何日の何時何分何秒と共通であり、同じです。総体的な時間の世界なのです。これから外れた時間に生きている人はひとりもいません。
 ところが、霊の世界になるとそうではありません。この霊の世界には時間という要素が存在に内包されていますから、それぞれの霊は自分固有の時間を生きております。この世界においては総体的な時間の流れは無いのです。絶対的な時間の世界であるのです。このため、霊の力を借りれば、現在をはるかに離れた未来や過去の事柄でもある程度見通す事が可能となる場合があります。これが予言のメカニズムです。
 エドガー・ケーシーもノストラダムスも霊能力を駆使して予言を成しているのです。このために、その予言は恐ろしいほどの的中率を有しているのです。霊の世界からの働きかけがあったからです。



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