幸福への扉

 幸福への扉というタイトルを付けてみました。幸福になりたいと願う人々に幸福への道を指し示したいという気持ちからです。
 人は誰でも幸福を願っているものです。しかし、実際はほとんどの人が幸福と呼べるような状態ではないと思いますし、中には不幸に近いような状況にある人もいるでしょう。

 この本では、そうした人生の途時に降りかかる困難や苦しみ、悩みなどに対してその解決への手がかりを示すとともに、幸福とはどのように手にするものなのかを具体的に解説してみたいと思います。
 幸福とは、実は自分の手でつかむものではなくて、自分が他の人々に尽くした愛情が反射して返ってくるようなものなのです。

 幸福は自分だけでつかもうと思ってもどうしてもつかめないけれども、逆に自分の幸福はあきらめて、同じように幸福になりきれない他の人々を幸福にしてあげたいと尽くしていると、なぜか自分が幸福になってくる、そういうものなんです。これが幸福の素顔です。
 まず、幸福になるにはこれを阻害しているものを排除しなければなりません。悩みの解決ですね。これに真剣に取り組まねばなりません。

 いずれの場合にもキーは自分の精神的な成長です。自分の心が大きく成長してしまえば、少々のことでは悩まなくなります。そしてそうした穏やかで落ち着いた心の状態になって初めて幸福への扉は開いていくのです。
 前置きはこのくらいにして、では次から色々な場合について悩みの解決への手がかりを示しましょう。そして、その後で幸福の全体像を浮かび上がらせてみたいと思います。 

目次

  第1章 愛情、恋愛の悩みのために

   第1節 男女の恋愛の悩み

     1.高校生以下の学生の恋愛

       @相手に気に入ってもらえない悩み

       A性に関する悩み

     2.適齢期の人たちの恋愛

       @結婚相手の選択の悩み

       A結婚と仕事との両立に関する悩み

     3.適齢期を過ぎた人の悩み

       @結婚相手が現れない悩み

       A老後の不安

   第2節 家庭の愛情の悩み

      1.嫁と姑の仲が悪い悩み

     2.夫婦仲が悪い悩み

     3.片親や再婚に関する悩み

   第3節 不倫の悩み

      1.夫の不倫の場合

     2.妻の不倫の場合

  第2章 金銭的な悩みの解決のために

   第1節 借金の悩み

   第2節 貧乏の悩み

   第3節 中流から脱却したいという悩み

  第3章 肉体的な悩みの解決のために

   第1節 自分の病気の悩み

   第2節 家族の病気の悩み

      @ 家族の病気そのものが心配で悩みになっている場合

      A 病気で入院した人の為にお金や仕事などの処置に悩む場合

   第3節 死への不安

  第4章 仕事における悩みの解決のために

   第1節 なかなか出世しない悩み

   第2節 仕事がきれない悩み

   第3節 好きな仕事に就けない悩み

  第5章 教育における悩みの解決のために

   第1節 子供のしつけに関する悩み

   第2節 子供が理解できない悩み

  第6章 神理伝道に関する悩みの解決のために

   第1節 家族の妨害に対する悩み

   第2節 なかなか伝道できない悩み

   第3節 世間の風潮に対する悩み

  第7章 幸福への扉

   第1節 悩みの克服

   第2節 感謝と情熱

   第3節 幸福への扉

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