★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★        [幸福への招待状]1999.NO.10                          by大和武史 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  [科学−3号]テーマ:時間と空間 ----------------------------------------------------------------------  こんにちは。大和です。今回は時間と空間についてお話ししましょう。  まず、4次元世界が3次元世界と決定的に違うところは時間というものが 存在に内包されているということです。ですから、4次元の世界では私たち が地上で感じているような時間の観念とは大きく異なっています。  たとえば、時間旅行ですね。未来へ旅行すること、過去へ旅行することな どが理論的に可能です。ただ、過去、未来と言っても私たちが通常考えてい るような時系列的に過去から、現在へ、そして未来へと一方通行で流れてい くようなものではありません。  過去は過去でありながら、現在にも未来にもなり得る。そんな感覚の世界 です。だから、過去の行為によって当然未来も現在も変化します。  私たちの感覚にわかりやすく説明するとすれば、時間という名前の地域が あると思って下さい。そして、この地域には過去という名前の都市がある。 また、現在という都市もある。そして、未来という都市もあるのです。  私たちは自動車や電車によって過去という都市へ行くことも未来という都 市へ行くこともできます。そして、何処にいる自分もそのときの現在の自分 ですね。このような時間の壁を自由に行き来できる世界なのですね。4次元 という世界は。  では、4次元では空間とはどんなものでしょうか。4次元においては空間 とはあって無きがごとくというのが本当のところです。あると言えばあるし、 無いと言えば無いのが空間です。私たちの3次元においては空間というのは はっきりとした存在感を持っています。たとえば、家の空間、都心の空間、 野原の空間、宇宙の空間などその大きさ、広さはまちまちですがいずれも存 在感があります。  しかし、4次元の空間はまるで蜃気楼です。幻のようなものです。ある人 にとっては豪華なお城も他の人には全く見えない事があり得ます。なぜなら 空間というものは距離、広さ、体積というものによって規定されるものだか らです。これらの基本の単位は距離ですが、この距離とは移動速度に時間を 乗じて求められるものです。ところがこの肝心の客観的な時間が存在しない のです。誰に対しても同じ基準となる時間がない、それぞれが固有の時間を 持って存在しているから、すべてのものは大きくも小さくも広くも狭くも同 時に成り得るわけです。  こうした時間と空間の世界が4次元の世界です。  では、今回はこの辺で。さようなら。                        大和武史より ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ----------------------------------------------------------------------  ◎大和武史の著書「甦る預言」  エドガー・ケーシー、ノストラダムス、ヨハネの黙示録の予言から世紀末 の人類に迫る危機を警告し、黄金の未来を開くための神の計画を解説する。     発行:(株)たま出版   定価:1300円+税  ★★甦る預言のホームページができました。是非お立ち寄りください。  ※また「幸福への招待状」のバックナンバーもここで読むことができます。       http://www.d1.dion.ne.jp/~yamato__/ ---------------------------------------------------------------------- ★★★  質問、意見等は yamato__@d1.dion.ne.jp まで   ★★★ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★