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ピラミッドパワー(2)



 写真4 シクラメン

写真5 ピラミッドに入れたシクラメン
実験2
 ピラミッドがどんな力を持っているか調べるために、シクラメンの花をピラミッドの入れてみて、その変化を観察しましょう。

 ちょうど家に咲いていたシクラメンの花(写真4)を二本失敬してピラミッドの中へ入れてみました。(写真5)

 今後、4日目、10日目、20日目、30日目くらいに取り出してみてその変化を観察します。さあ、どういった変化をするのでしょうか。比較のためにピラミッドに入れない花も1本用意しておきます。

 今後、順次観察記録を追加していきます。

写真6 最初の状態
1.初日
 最初にピラミッドに入れた時点で少ししおれ気味でした。(写真5)
 さて、これがどんな変化をしてくれるのか楽しみです。しかし、2,3日では無理ですので気長に実験しましょう。

<観察>
 シクラメンは薄い赤紫色ですが、少ししおれかかっており、花自体にはあまり元気がありませんでした。このままでいくと1,2週間で枯れるでしょう。でも、茎はしっかりとしています。

写真7 4日目
2.四日目
 ピラミッドに入れてから4日目です。
さすがに入れたままの状態というわけにはいかないようですね。

<観察>
 シクラメンの花の色が少し黒っぽくなり花びらにも元気がない。よれよれの状態で注意しないとくちゃくちゃにしてしまいそうです。
 茎も入れたときとは全然違うほど柔らかくなっている。ふにゃふにゃの状態です。
 しかし、花の色はまだシクラメンらしい色を保っています。

写真8 10日目
3.10日目
 ピラミッドに入れて10日が経ちました。
だんだんと無惨な姿になってきましたね。

<観察>
 取り出してみると、花びらは完全にしおれてしまっています。小さく縮んでいるようです。
 茎も細くなっています。しかし、乾燥しているようで4日目に比べて固く感じます。4日目はふにゃふにゃでうまく持てませんでしたが、今回はわりと持つのは楽でしたから。
 全体的に色も黒っぽくなり、縮んできており、乾燥してきているといった感じです。
 

写真9 17日目
4.17日目
 ピラミッドに入れて17日が経ちました。
取り出してみると何とも言えない状態ですね。

<観察>
 観察してみると、花びらはしおれているというよりもパリパリ状態です。固いですね。まるで落ちた銀杏の葉のようです。葉っぱの見かけの形は10日目とそれほど変化はないのですが、触ってみると感触が全然違います。
10日目は柔らかくてしおれたという感じでしたが、今回は固い押し葉のような感じです。
 茎ももっと細くなりました。そしてまるで針のように固くなっています。かなり乾燥しているようで、花の茎とはとても思えません。。
 全体的に色は10日目とあまり変わっていません。かなり乾燥が進んでおり、押し花と言って人に見せても誰も不思議に思わないでしょう。
 ここらがピラミッドパワーの威力でしょうか。

写真10 ピラミッドに入れない花(17日目)
5.17日目(ピラミッドに入れていないもの)
 ピラミッドに入れた花は乾燥しましたが、入れていないのはどうでしょうか。

<観察>
 観察してみると、花びらは枯れています。ピラミッドの10日目と同じくらいでしょうか。触ってみると中心部はわずかに柔らかさがまだ残っています。
 茎はまだ柔らかいですね。写真でも分かると思いますけれども、ふにゃっとしています。完全には乾燥していません。
 全体的に色はピラミッドのものとそれほど違いはないようですが、ピラミッドの方が全体的に黒みがかかっています。
 この冬の1月末ですから腐っていませんけれど、夏なら腐っているでしょうね。
<結論>
 ちょっと早いかも知れませんが、結論です。

 ピラミッドに入れた花は、入れないものに比べて乾燥が著しいと言うことは間違いありません。この私のピラミッドで大体2週間前後で花がドライフラワーになるようです。
 実験したのが真冬ですので入れないものも腐敗していませんが、明らかに茎などに水分が残っており、夏なら腐敗するでしょうね。
 文献によると、ピラミッドの中では生物の死骸が腐敗せずにミイラ化するということです。今回の実験からもそれが頷けるのではないでしょうか。要は死体に水分があるから腐敗するわけですね。水分を無くして干物みたいにしてしまえば、腐敗しません。それは、魚などの干物が生と違っていつまでも腐らないことからもわかります。死骸は気持ち悪いので入れていませんが、恐らくミイラ化するでしょう。
 この実験から、ピラミッドパワーは乾燥させる力が大きいことが認められました。ここに入れておけば、食料は乾物として保存が効きます。


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