こころの国づくりとは


   現代社会は、大変乱れています。たとえば、青少年の非行やいじめ、サラリーマンの過当な競争、家庭での断絶や暴力、あるいは夫婦の不倫や離婚、社会的には凶悪犯罪や無差別殺人の多発など非常に住み難い社会になってきました。

   これらの原因は何でしょうか。それは人々のこころが荒廃しているからです。社会でのあるいは家庭での厳しい待遇や冷たい態度の前に人々が嫌気を感じ、投げやりになっていると感じます。また、利己主義、いわゆるエゴイズムですね。この影響により、自分だけのことしか考えない人達が多すぎるように思います。

   このような現状を見るにつけ、私にはこのままではやがて国家は崩壊への道を歩む以外にないと思われるのです。国民がバラバラに自分さえよければよいと思っているような国に秩序などあるはずもなく、社会には喧噪と破壊の姿しか現れてはきません。

   第二次大戦後、急速に経済発展を成し遂げた我が国ですが、その結末がこのような姿ではあまりにも悲しい事です。何とかしてもう一度、活気に溢れた理想を目指して人々が共に協力し合うような社会へと変貌させたいと思うのは私一人ではないはずです。

   私たち一人一人の力では何もできないかも知れません。しかし、多くの人々が集い、大いなる理想のもとに力を合わせれば、かなりのことができるし、大きな影響を社会に与えることができると思うのです。私は単に、そうした人々の想いに一つのきっかけを与えるだけです。

  
優秀な日本国人ならきっと立ち直るだろうと思います。後は、きっかけとタイミングだけです。このホームページは、そのような素晴らしい国を再び造ろうという気運を盛り上げるために作ってみました。どれだけのことができるか分かりませんが、やるだけやってみたいと思っています。多くの人々に見て貰って、賛成してもらう必要はないと思っています。たとえ、わずかでも本当に国のため、社会のために尽くしたいと思える人々が発掘できれば成功であると思っています。日本の第二の建国に立ち上がることのできる人達を期待しています。共に、できることから始めていきましょう。

  人類の輝かしい未来を切り開いていくために。


       1999年11月   大和武史

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